【先天性気管狭窄】ヒューヒュー音と胸のへこみに注目|こどもの病気とホームケア
気管は、鼻や口から吸い込んだ空気を肺へ送る、非常に大切な空気のトンネルです。通常、気管はC字型の軟骨が並んだ筒状の構造で、この軟骨のおかげで、つぶれることなく空気の通り道を保っています。
先天性気管狭窄とは、生まれつき気管の一部が異常に狭くなっている病気です。狭くなる原因は、気管を取り囲む軟骨の形に異常があるためです。
最も特徴的なのは、気管の軟骨が通常のC字型ではなく、リング状(輪っか状)になっていて、それが何段も連続して並んでいる状態です。この「輪っか状の軟骨」が気管全体を硬く狭くしてしまい、空気の通り道が極端に細くなってしまうのです。
『狭いトンネルを通る空気』
気管が狭くなると、そこを通る空気が少なくなり、呼吸が妨げられます。
狭窄がひどい場合、お子さんは常に呼吸をするのに「努力」が必要な状態となります。
監修:小児一般、小児救急・野田 慶太先生


